オンライン面接の準備|落ちる原因は映像より音声
オンライン面接の準備というと、背景や服装の話が多く出てきます。しかし実際に面接を壊すのは、ほとんどが音声です。聞き返しが続くと、内容以前に会話が成立しません。優先順位を音声から組み直してください。
音声が最優先。映像は二番目
映像が多少粗くても、面接は成立します。音声が途切れる、こもる、遅れると、成立しません。聞き返しが増えるほど、話の筋が分からなくなります。
パソコン内蔵のマイクは、部屋の反響や打鍵音まで拾います。イヤホンについているマイクで構わないので、口元に近いマイクを使ってください。それだけで大きく変わります。
ヘッドホンかイヤホンは必須です。スピーカーで聞くと、相手の声が自分のマイクに回り込み、相手側にはこだまのように聞こえます。
回線は、当日ではなく前日に確かめる
可能なら有線でつないでください。無線しかない場合は、機器の近くで受けます。壁を挟むと、それだけで途切れやすくなります。
同じ回線で大きなダウンロードが走っていないかも見ておいてください。自動更新が面接中に始まると、映像が止まります。
スマートフォンで受ける場合は、通知を切り、充電をつないでおきます。途中で電池が切れると、掛け直しの連絡から始めることになります。
カメラは目の高さに置く
ノートパソコンを机に置くと、カメラが顔より下になります。下から見上げる画になり、表情が読み取りにくくなります。台や本を挟んで、カメラを目の高さに合わせてください。
画面に映る相手の顔を見ると、視線は下を向きます。話し終わりや大事なところだけ、カメラのレンズを見ると自然に伝わります。ずっとレンズを見続ける必要はありません。
顔の明るさは、正面から光が当たる位置に座れば足ります。窓を背にすると逆光になり、表情が消えます。
背景は、片づいていれば何でもよい
背景に凝る必要はありません。壁が映るように座り、視界に生活感のあるものが入らなければ充分です。
仮想背景は、輪郭が乱れたり、動くたびに背景が欠けたりします。実際の壁が使えるなら、そちらのほうが安定します。
同居している人がいる場合は、時間を伝えておいてください。途中で人が入ると、そこで話が切れます。
当日、開始前に確かめること
直前に慌てないよう、順番を決めておきます。
- 面接ソフトのテスト機能で、マイクとカメラが選ばれているかを見る
- 自分の声を録音して聞き返す。こもっていないか、雑音が入っていないか
- 通知を切る。パソコンもスマートフォンも
- 手元に、応募先の資料と自分のメモを置く(画面の外に)
- 十分前には入室できる状態にしておく
トラブルが起きたときの言い方
音声や回線の不調は、それ自体で評価が下がるものではありません。困るのは、黙って固まってしまうことです。起きた時点で伝えてください。
言い方を決めておくと、その場で焦りません。
- 聞き取れなかったとき: 恐れ入ります、音声が途切れてしまいました。もう一度お願いできますでしょうか。
- 自分の側が不調なとき: 申し訳ありません、通信が不安定なようです。一度つなぎ直してもよろしいでしょうか。
- 落ちてしまったとき: すぐに掛け直し、つながったら一言だけ詫びて本題へ戻る